忍者ブログ

ル・テアトルまりも

絵をかく人 のブログ

[PR]

2025/07/19(Sat)03:39

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

地塗り

2008/06/10(Tue)22:06

人物課題が始まってます。今は下図をかきつつ本画の地塗りをしてます。


胡紛は画面に置いてすぐは乳白色で、下の紙の色がうっすらと透けて見えるのですが、乾くにつれ、じょじょに白さが浮かび上がって来るのです。

この激しい変化が使い辛さでもあるのですが、少しずつ姿を変えてゆく様を見ているのは結構好きだったりしまし。



PR

No.122|未選択Comment(0)Trackback()

古典技法⑥

2008/06/04(Wed)23:05

ひとしきり箔を押し終えたら、ドーサを画面全体に引き、乾く前にペリペリと縁蓋をはがします!!!!この作業が今回の保存科学の中でおそらく一番楽しくて気持ちいい作業です。
かさぶたはがしてる時みたいなもんです。



そんなこんなで、完成しました。月末あたりにまた箔の授業が別枠であるので、その時にまた色々箔について触れていくとおもいます!!

次は人物課題が待ってます。とにかく忙しい毎日です。



No.121|未選択Comment(0)Trackback()

古典技法⑤

2008/06/03(Tue)22:15

縁蓋した本紙を、扇形に切り取り、背景に正麩糊で張り付けます。
そうしたらその画面の上にチラチラと好きなように箔を押します。
今回使ったのは純金箔、本銀箔、黒銀箔の三種類。箔は何ミクロンという単位の非常に薄いものなのでひとつ大きく息をつこうものなら、軽く彼方へ飛んで行きます。なので作業は慎重に…。


銀箔は硫化させると独特な色合いを帯びて変化するので焼いて見ました。ただし、放って置いても酸化して将来的には真っ黒になってしまう銀なため、硫化すると劣化も早まるのが難点。

そして焼いてる最中に硫化水素も発生するため、結構危険な作業だったりします。



No.120|未選択Comment(0)Trackback()

古典技法④

2008/05/28(Wed)21:38

今日の作業はまず鳥の子紙に模様をつける作業です。
鐘墨で板の木目模様をつける『乾拓』(いわゆるフロッタージュ)か、水に浮かべた墨を紙にのせる『墨流し』(いわゆるマーブリング)で模様をつけていきます。これは完成地に絵の背景となるものなのです。


そして絵の方には美濃紙でマスキングする『縁蓋』という作業をします。この後上から箔を押して行く際に絵の部分に箔がかからないようにするためのマスキングなのです。



No.119|未選択Comment(0)Trackback()

古典技法③

2008/05/28(Wed)18:11

はい。裏打ちです。

裏打ちには
・地獄(地極)打ち

迎え打ちがあって今回は易しい地獄打ちで。



No.118|未選択Comment(0)Trackback()